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つづき通信


■外耳炎

耳の穴の入り口から奥にある鼓膜の手前までの外耳道の炎症です。原因は細菌やカビ類の感染、ダ二、耳アカの蓄積、耳の穴の中に密生して絡み合った毛、耳に入った水などが挙げられます。犬(特に垂れ下がっている耳)や猫の耳の穴は湿っぽくて温かく、耳アカにあぶらを含んでいるので細菌やカビの発育に理想的な場所になります。耳の穴はじょうごの様な形をしているので耳アカがたまりやすく、炎症がおきた時に治療が難しくなります。


■治療法
耳掃除をして耳アカや通気性を悪くする耳の毛などを取り除きます。また耳アカを染色(グラム染色)することで、原因が細菌なのかカビなのか鑑別します。

細菌の場合はさらに感受性検査を行い、どの抗生物質が有効か検査して適切な薬を使用します。

慢性感染がある場合は外耳道が狭くなって通気性が悪くなるために細菌やカピが繁殖しやすくなり、治療の反応が悪かったり、再発をくり返すことがあります。

そんな場合には外耳道を広げる手術を行う場合もあります。ダニの場合は駆除する薬を使用します。

■耳血腫
耳の軟骨と皮膚の間に血がたまって腫れることです。勢いよく繰り返し頭を振って軟骨部を傷つけることや、後ろ足で日を掻くことなどから起こります。頭を振る原因は目の炎症や耳ダニの寄生です。そのままにしておくと腫れた部分の皮膚に穴があいて、頭を振るたびに周りに血が飛び散り大変なことになります。治ってくる途中で耳の軟骨が小さく固まってしまうので、耳の穴が狭くなって後で日の炎症を起こしやすくなります。
■治療法
手術をして耳の形を維持するようにします。とても軽度な場合は抗炎症薬(ステロイド)の投与で良くなることもあります。


■中耳炎
ふつう外耳道の炎症が鼓膜の奥の中耳まで広がることで起こります。異物や汚物が耳に入ったり、潰瘍ができたり、正しくない耳掃除で鼓膜を破ることなどにより中耳に細菌を到達させてしまいます。中耳の感染の兆候は臭い、膿の流出、耳を掻く、頭を振ったり傾けるなどです。不快そうにしている場合もあります。

■治療法
長期(4〜6週間)の治療が必要な場合が多く、週1〜2回の通院による耳の洗浄と、適切な抗生剤の内服と外用の使用が重要になります。
慢性の炎症がある場合や抗生剤が効きにくい場合は手術を行います。
再発を繰り返す場合もよくあります。

◆耳洗浄液を使った耳掃除のやり方◆
耳の病気の予防には適切な耳掃除が週に1〜2回は必要です。

@耳洗浄液を耳の中へたっぷり入れます。
A指で耳をつまんで斜め後方外側へ引っ張りますこ
B反対の手で耳の根元をよくマッサージして洗浄液を日の奥まで流し込むようにします。よくマッサージしていると、奥にある耳アカが浮いて出てきます。
C出てきた耳アカを綿花やティッシュで洗浄液ごとやさしくふき取ります。
 これを2〜3回耳アカが出なくなるまで繰り返します。


※耳道は粘膜なのでゴシゴシこすると痛がります。やりすぎると逆に炎症を起こします。
※やさしくぬぐって汚れを取るようにしましょう。
※洗浄することで、耳の奥で繁殖してきているバイ菌を洗い流すことができます。 
※この洗浄液は耳専用のものなので、耳の穴があまりにも狭い場合以外は耳の奥に液が残る心配はありません。
※綿棒を使うより効果的です。


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