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つづき通信 |
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犬も長生きすれば、心臓病にかかることが多くなります。大切なのは、高齢になると心臓病のリスクが高くなることを知っておき、早く症状に気づくことです。そして、適切な治療を行えば、犬を苦しむ事なくより長生きさせることができるでしょう。 |
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咳の仕方にも特徴があります。心臓病の場合、ノドに魚の骨でも刺さったように、その骨を喉の奥から吐き出そうとするような感じの咳をします。そのため、本当に喉に何かが詰まったのだと勘違いする飼主さんもいます。また、夜や明け方の時間帯に咳をするのも、心臓病の特徴です。
散歩や運動をいやがる。散歩中に歩かなくなり、座り込んでしまう。「老犬になったのだから、動かないのは当然」と安易に高齢のせいにせず、ほかにも普段と違う点がないかどうか観察しながら、異常を見逃さないようにしましょう。
心臓から脳へ送られる血液の量が少なくなり、脳に供給される酸素の量が不足することが原因です。犬が失神を起こして突然倒れると、飼い主さんはびっくりするでしょう。しかし、決してあわててはいけません。心臓病による失神の場合、初回は犬が倒れて急死することはまずありません。倒れてから数秒後に元の状態に戻ります。
その他にも呼吸困難(苦しそうな呼吸)・腹部膨満(お腹が膨れてくる)を認める場合もあります。
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聴 診 |
心臓に異常な音が混じっていないか確認します。 |
レントゲン検査 |
心臓が大きくなっていないか、肺にうっ血や水が溜まっていないか確認します。 |
心電図検査 |
不整脈を確認します。 |
超音波検査 |
心臓の内部の弁の動きや形、血液の流れを確認でき、どの程度悪いのか判定することができます。麻酔などしないでできるので、動物に負担がありませんので大変すばらしい検査です。 |
血液検査 |
多血症がないか、腎臓や肝臓など同時に悪くなっていないか確認します。 |
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