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予防注射は病原性を無くしたウイルスや死んだウイルスを注射して、そのウイルスを体に記憶させておいて野外で恐ろしいウイルスが体に侵入した時にすぐに対応できるようにしておくのが予防注射です。その記憶は長期間有効でなく忘れてしまうので定期的に注射しておくと高いレベルで予防効果を発揮します。発症した場合に最悪死亡することもある怖い伝染病もあります。 予防注射を接種することで怖い伝染病も予防できるので、できるだけ接種しましょう。
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■ワンちゃんの予防注射 |
ウンちゃんの予防注射には5種混合と8種混合があります。その違いはレフトスビラ症の予防が入っているか否かです。
レプトスビラ症は犬や野ネズミの尿から感染します。矢作川の河川敷や美合町や幸田の上六栗で発生があります。
よく散歩する場合や車に乗せて出かける場合は8種混合がいいと思います。ほとんど散歩に出ない場合やウクチンに対してアレルギー反応がある場合は5種混合がいいと思います。
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■ネコちゃんの予防注射 |
ネコちゃんは3種混合注射を接種します。空気感染する伝染病の予防なので室内にいても感染しますから予防注射が必要です。
外に行く場合は猫白血病ウイルス(Felv)と猫エイズウイルス(FlV)が他の猫の唾液から感染します。外に行かせないのが1番ですが、どうしても外へ行く場合は予防注射をした方が安全です。
感染した場合には有効な治療法がありません。
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「フロントライン」という薬が使いやすくてノミ・ダニに良く効きますから長く使われています。 昨年からフロントラインと同じフィプロ二ルを主成分のジェネリツク品「マイフリーガード」が発売されました。主成分は同じですが、少々粘調性があります。 ジェネリツク品といっても全く同じものではありません。費用は抑えられているので、使用感に問題なければ効果は良いと思います。
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月に1回投与すれば確実に予防できます。岡崎・幸田地区はフィラリア濃厚感染地域です。室内にいれば蚊取りグッズで蚊に刺される可能性は少ないですが、お庭に出たり散歩の途中で蚊に刺されます。蚊に刺される時に蚊の唾液の中にフィラリアの幼虫が入っていて皮膚から入って心臓の中に寄生します。
そうめんぐらいの太さで、長さが10センチほどあります。小型犬の小さな心臓なら1匹感染しただけで心不全症状が出て苦しみ、寿命が短くなります。5月から11月まで確実に予防薬を飲みましょう。
どうしても投薬できない場合や投与を忘れてしまう場合は6カ月有効の注射もあります。しかしこの注射はアレルギーを起こす場合があるので、どうしても投薬できなくて感染の危険がある場合に使用を考えます。
ご相談下さい。
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