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つづき通信

避妊・去勢手術はただ単に、子供を産ませない為を目的としていると思われているかもしれませんが、それ以外にも病気の予防、遺伝的病気(股関節形成不全、膝蓋骨脱臼等)の淘汰や問題行動の改善が期待でき、寿命の延長や人間社会で暮らしていくのにストレスを軽減できる可能性があります。「手術はかわいそう」と思われているかもしれませんが、今回は避妊・去勢のメリット、デメリットについてお話ししたいと思います。



通常、生後6ヵ月齢から手術を行うことができます。
犬・猫で少し異なりますが、手術前に鎮静・鎮痛剤を注射して、全身麻酔をかけておこないますので、痛みはあまりありません。また、当院ではオスでは睾丸をメスは子宮卵巣を全摘出しています。手術時間はオスで約10分、メスは20〜40分になります。オスは日帰りで退院でき、メスは1泊します。抜糸までは通院は必要ありません。



避妊手術をすることにより、ワンちゃんで最も発生率の高い腫瘍である乳腺腫瘍(猫では3番目に多い)の発生率の大幅な低下、中年期以降によく発生する子宮に膿が貯まる子宮蓄膿症、発情後に乳腺の腫脹や乳汁分泌を起こす偽妊娠(想像妊娠)などが予防できます。
また、オス犬の去勢手術では排便障害を起こす会陰ヘルニア、肛門付近にできる腫瘍の肛門周囲腺腫、排尿・排便障害を起こす前立腺肥大などが予防できます。



避妊手術により、犬では母性による攻撃行動や発情期の放浪・気分の変調を、猫では発情期の尿マーキングや発情中の鳴き声の予防が期待できます。
去勢手術により、犬では尿マーキング、マウンティング(腰を振る動作)、優位性の攻撃行動を、猫では尿マーキング、猫同士のケンカなど、問題行動の改善が期待できます。



まずよく言われるのが「避妊手術したら太った」と聞きます。これは避妊手術により食欲抑制効果のある女性ホルモンの分泌が抑えられた為に食欲増進して、肥満になると考えられています。手術後に節度ある食事量を与えていれば、大多数で肥満は予防できます。他に、攻撃性の強いメス犬では早期避妊によってその攻撃性が強くなる場合や尿失禁があります。また、無駄吠えやマウンティングなどはストレスや学習化なども関連するため、避妊・去勢手術だけでは改善しないケースもあります。



予防注射を済まされてないワンちゃん・ネコちゃん達には、避妊手術・去勢手術ともに実施する前に予防注射をお勧めしています。手術を受けるワンちゃん・ネコちゃん達は手術後に一時的に抵抗力の低下などにより、ウィルスや病気に感染しやすくなる可能性があるためです。ただ、予防注射を接種してもすぐに効果が現れるわけではありませんので、できれば手術日よりも約2週間前までの接種が望ましいでしょう。

避妊・去勢により改善が期待できる問題行動


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