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つづき通信 |
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乳歯と永久歯があって生後3~7ケ月頃に徐々に生えかわっていきます。
肉食動物の歯は平たく汚れが付着しにくいので虫歯の発生率は非常に低い。しかし歯と歯グキの間に歯垢・歯石が付着し歯同病の発生はとても多く、4歳以上の犬で59%、猫で48%が歯石・歯同病になっています。ドライタイプの食事の方が歯石は付着しにくいです。 |
獣医学のデータでは歯の表面をきれいにしても、24時間以内に歯垢が付着して、その歯垢が3~5日で歯石になることが報告されているため(歯石になる前に歯みがきを行わなければならない)歯みがきは毎日行うことが理想的です。
歯垢の中に細菌が含まれています。その細菌によって歯グキに炎症が起きて歯と歯グキの間にポケットができてしまいます。ポケットが徐々に大きくなって歯を支えている顎の骨まで溶けてしまいます。そのため歯がぐらぐらして抜けてしまいます。場合によっては顎の骨が折れる事もあります。口臭も強くなります。
□の中の細菌が血液に入って全身に悪影響を及ぼすこともあります。腎臓・肝臓・心臓が悪くなりやすいので、「歯がきれいな動物は長生きする」という報告があります。
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健康状態・口の痛み、歯周病の程度を確認します。他の手術を行うのと同様に血液検査や必要に応じて胸部のレントゲン検査・心電図検査など諸検査を行い、麻酔をかけて大丈夫か、他の病気がないかチェックします。異常なければスケーリングの処置を行います。
スケーリングは全身麻配下で心電計・呼吸モニター・血圧測定などをしながら、□の中を詳しく調べ、歯の表面に付着した歯垢・歯石の除去と歯の表面を磨く事をします。歯同病がひどい場合には抜歯することもあります。
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上手な歯みがきのやり方
1.リラックスさせて□のまわりを触られるのに慣れさせる。
2.唇をめくり前歯そして奥歯も見られるようにする。
3.歯みがきペーストを唇に塗り味見させる。次に歯ブラシ(指ブラシ)に少量ペーストを付けて味見させる。その後、前歯から少しずつブラッシングを行う。
4.ブラッシングを嫌がる場合、歯ブラシなどに歯みがきペーストをつけて凪めさせるだけにして何日かかけてブラッシングに慣れさせる。(無理強いをしない)
5.ブラッシングは、歯と歯グキの間についた汚れを取り除くように歯ブラシを上下左右にやさしく小刻みに動かしまんべんなく歯の汚れをこするようにする。
6.毎日1回歯みがきをする習慣をつけましょう。
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※こほうびを忘れないようにして、『歯みがき』『楽しい事』だと条件づけをする。
※時間が無い場合には液体磨き、チュウなどもあります。 |
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