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つづき通信 |
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いつもよりたくさんフードを食べる。いつもと違うフードや人間の食べ物を与える。
ボールなど異物を飲み込む。腐った食べ物を拾い喰いする。こんな時、腸が食べ物をうまく消化・吸収できないと下痢をします。また食事の内容が体に合わないとアレルギー反応で下痢する場合もあります。子猫に牛乳を与えると下痢をします。牛乳の中に含まれる乳糖を消化する酵素を持っていない場合が多いので消化不良を起こしてしまいます。
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ミミズを小さくしたような回虫、キバをもつ鈎虫は散歩コースの土から感染することがあります。条虫はノミから感染します。動物病院で糞便検査をして虫の卵が見つかるようなら、それに合わせた駆虫薬(虫下し)を投与します。 子犬・子猫を新しく飼いはじめた時、新しい環境で免疫力が低下すると、コクシジウムやトリコモナスなどの原虫が腸内で増殖して激しい下痢から栄養失調と脱水症状で命を落とすこともあります。
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ワクチン未接種の場合、パルボウイルスやジステンパーウイルスに感染すると、これらのウイルスはパワーが強く、腸の粘膜を破壊してひどい腸炎を引き起こします。子犬の場合は50%以上が死亡してしまう恐ろしい伝染病です。 |
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慢性的な下痢や急に痩せてきた場合、悪性腫瘍(がん)などの病気がひそんでいることも少なくありません。小腸や大腸に発生する腺がんやリンパ腫などの悪性腫瘍は、レントゲンや血液検査で診断することが難しい。また高齢になってホルモン異常で下痢する場合もあります。 |
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いつも一緒にいる飼い主が留守がちになったり、家庭に赤ちゃんが生まれて、家族の関心がペットから離れたりすると、精神的な不安やストレスから下痢になることもありあます。生活環境の変化に注意が必要です。 |
下痢をしていても、元気で、吐き気もなければ、一過性の下痢の可能性が高く、それほどあわてることはありません。半日か一日絶食して、腸を休ませる。それだけですっかり良くなることが多いです。
なお絶食の問、下痢のため不足しがちな水分やミネラルを補給するために、水のかわりにスポーツドリンクを利用するのも良いでしょう。
下痢がおさまっていれば、鳥のササミや牛肉の脂身の少ないところを焼いたり、妬でたりして少量ずつ与えてみて下さい。また、サツマイモは腸内細菌を正常化させる働きと整腸作用があるので、下痢の時に与えるのは有効です。
下痢がひどく、ぐったりして食欲がない。下痢が止まらす、食べても食べても、痩せおとろえる。下痢に吐き気や嘔吐が加わる。ウンチに血が混じるなど。こんな時は動物病院で検査を受け、病因を確かめて、過切な治療を受けたほうが良いでしょう。
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